2011年11月29日

これが日本の大問題!

2011年11月23日放送分
「 これが日本の大問題! 」



アナウンサー:
青山さん、お早うございます。
今日は「これが日本の大問題」ですが?



青山氏:
お早うございます。
私は、実は、大問題というより、



大希望と言う話を、
実は、しようと思います。



アナウンサー:
大希望?



青山氏:
はい!大問題からお話しますと、
この頃、アジアで、アメリカと中国が激しく、



せめぎ合っている、と言うのは、
お気づきだと思います。



アナウンサー:
ありますよね、特に、
海の問題をめぐってね?



青山氏:
はい!つい最近、インドネシアのバリ島で、
東アジアサミット、と云うのが有りました。



そこに、オバマ大統領がやって来たのですが、
その前に、オーストラリアに、



アメリカの海兵隊を、
駐留させる事を決めたり、



或いは、インドネシアに、
戦闘機を与える、と言うことを、



したりしてから、アジアのサミットに、
乗り込んできて、中国との首脳会談で、



非常に厳しい姿勢を見せました。
そもそも、例の、TTPが、



アメリカがアジアに対して、
もうアジアにしか、マーケットが無いんだ、



そうしなければ、
自分達の雇用が増えなくって、



オバマ大統領の再選も出来ないんだ、
と言うことを、むしろ、ハッキリ言っています。



陰謀とか言う話では無くって、
真正面から、アメリカは、



せり出して来ています。
これに付いて、日本の新聞、テレビ報道は、



全て、例外なく、日本が、
挟み撃ちになっていて、



苦悩しているのだと言う風に、
さっき言いました通り、



大問題として、報道しています。
ところが、私は、全く、そうではなくって、



これは、逆さまの話であって、
もう、いい加減、いつも、このように、



被害者のような立場に、自分を置くのを、
止めたらどうかと思います。



端的に言いますと、
この、東アジアサミットと云う、



枠組みを使って、
日本がTTPに代わるものを、



この枠組みを使って、
新しい貿易圏を提案すべきだと、
思っています。



アナウンサー:
ほ〜う!



青山氏:
それは、どうしてか、と言うと、
別に、小難しい話では無くって、



この参加国を比べると、
実は、一目瞭然なんです。



例の、TTP環太平洋パートナーシップ、
経済連携協定と言うのは、



ご承知の通り、環太平洋などと、
言いながら、中国、韓国が入っていません。



アナウンサー:
そうなんですよね?



青山氏:
それから、太平洋といいながら、
実は、ロシアも関係あるのに、



入っていません。
それから、これは、太平洋ではないけれども、



アジアの重要なインドも入っていない。
一方、今まで、中国が、言わば、



戦略的に非常に重視してきた、
ASEAN+3と云う、枠組みも、ありますが、



ASEAN+3も、例えば、
インドが入っていませんし、



ロシアも入っていないし、
それから、アメリカが入っていません。



そして、オーストラリア、
ニュージーランドも入っていません。



即ち、TTPもASAN+3もこうやって、
参加国を並べて見ると、大事なところが、



何れも抜けているのです。
ところが、この東アジアサミット、



EASと言いますが、
東アジアサミットは、



今言った、国々は、
全部入っているのです。



日本は勿論のこと、
アメリカ、中国、韓国それから、



ASEANの10ヶ国、
そうして、オーストラリア、



ニュージーランド、
そして、インドにロシア。



もしも、この東アジアサミットを、
新しい、貿易圏として、日本が提案し、



それが実現すると、どうなるか、
と言うと、間違いなく、



世界の新しい、屈指の、
経済成長センターになります。



これは、実は、世界にとって、
非常に重要なんです。



ご承知の通り、ヨーロッパで、
2,3年前には、考えられなかった程の、



深刻な経済危機が起きていて、
来年、2012年に向けて、



最悪の場合は、ギリシャ、イタリアの、
国家破綻に近い状態。



それを受けて、ヨーロッパ中央銀行が、
破綻して、ユーロやヨーロッパが、



分解するのではないか?
と言う事態になっています。



一方で、今まで、非常に強い、
ドルを持っていた、アメリカの、



例えば、イラク戦争やアフガン戦争で失敗。
私は敗戦と呼んでいますけれども、



そう言う事によって、ドルの力が弱まって、
アメリカも従来の力を発揮できないから、



新しい、マーケットを求めて、
アジアにせり出して来ているわけです。



しかも、アフリカや南米が、
育って来ると言うのは、



まだまだ、遠い先の事であって、
どこかに、本物の経済成長センターを、



作らないと、世界が、1929年以来の、
しかも、全く新しい、タイプの世界恐慌に、



来年から入っていく、と言うのは、
段々、避け難くなってきます。



その中で、今、申しました通り、
日本が東アジアサミットを、



テコにして、新しい貿易圏を提案する。
その場合に、例えば、TTPと、



何が違うか、と言うのは、
一つには、TTPの大きな柱と言うのは、



ISD条項と言うのが有ります。
これは、アルファベットでなかなか、



理解しにくい面もありますが、
ISDと言うのは、



Iがインジェスター、投資家、ないしは、企業です。
Sと言うのは、ステー、国家です。



Dと言うのが、ディスピュート紛争とか裁判です。
ご存知の方が、多いと思いますが、詰まり、



もし、ニホンがTTPに入ると、
日本の決めたルール、例えば、



国民の健康を守るためであったり、
そう言う、ルールに対して、



アメリカの企業が、1企業が、
それだと家の製品が売れないから、



ルールを変えろと言う、
裁判を起こすことが出来る。



私は、TTPに反対していますが、
ISD条項が主な反対の理由なんです。



例えば、農業のことを、
私は反対の理由にしているのではありません。



日本の農業は、むしろ、日本の産業の中で、
一番、輸出力を持った、分野だと思っています。



今までの、農協JAと言う、
言葉は嫌いですが、



農協JAに守られてた、
既得権益の農業ではなくって、



新しい農業のあり方を、
むしろ、支持いたします。



農業を反対の理由に、
しているのではなくって、



ISD条項が問題なんです。
ちなみに、先日の国会審議で、



野田総理が、このISD条項を、
知らなかったと言うことは、



明らかになってしまって、
私も、新たにショックを受けたのです。



このISD条項と言うのは、
非常にアメリカ的な考え方です。



これを、このアジアに、
持ち込もうとする事自体、



私は間違っていると思います。
そして、日本がこのISD条項を排除した、



詰まり、それぞれの国の、
主権に基づき、或いは、



文化に基づいた、それぞれの、
国のルールと言うものを、



尊重した、新たな、世界貿易圏、
交易の貿易圏を作ると言うのは、



むしろ、日本にしか、出来ない提案です。
例えば、日本経済にとっては、



大きな課題になっている、韓国。
韓国は、こう言う、



立場をこなすことは、出来ません。
ある意味、小さなことは、吹っ飛ぶわけです。



日本の大きな役割と言うのが、新たに生まれます。
その際に、日本自身が変わらなければいけません。



現在の外務省に、この交易貿易権の提案や、
或いは、その維持、交渉は出来るはずはない。



じゃ、どうするかと言うと、
例えば、日本の潜在力と申しますと、



実は、民間外交官が、
この国にはたくさんいるのです。



それは、外交評論家とか、
そう言う、話をしているのではありません。



世界に駐在している、商社の商社マン。
それだけではなくって、



例えば、各地の、福岡の中小企業の中に、
メーカーでありながら、



諸外国で見事な営業をしている人がいます。
それぞれ、例えば、ベトナムの、



なになに県とか、小さな地域であっても、
得意な所を持っているわけです。



実は、日本の外務省と言うのは、
商社などの情報をあてにしている訳です。



その民間外交マンを起用したら、
新たな、例えば、貿易省であったり、



或いは、公益貿易圏を担当する、
新たなセクションを作って、



交渉すれば必ず、これは、可能になります。
最後に申したいのは、いつも、受身で、



TTPに入る、入らない、を話している、
日本から、脱出して、自ら提案する、



第三の道を、アジアに創る、
日本に、私はなるべきだと考えます。


今日の放送はここまで。
posted by アブ at 21:59| これが日本の大問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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