2011年11月29日

国は早く、福島原発の作業員を養成すべきだ!

2011年11月16日放送分
「 国は早く、福島原発の作業員を養成すべきだ! 」


アナウンサー:
青山さん、お早うございます!
さあ、今日のテーマは、なんでしょうか?



青山氏:
お早うございます。
先週の土曜日、11月12日に、



福島第一原発の構内に、
事故後、初めてメディアのカメラが入りました。



アナウンサー:
かなり厳重な警戒の元に、
入ったみたいですね?



青山氏:
はい!ご承知かと思いますが、
私は、4月22日の金曜日に、



作業員を別にすると、初めて、
福島第一原発の構内に入って、



私は勿論、プロのカメラマンでは、
ありませんけれども、手持ちの、



小さな、家庭用のビデオカメラで、
その映像を撮りまして、



この番組はラジオなので、
映像は、無理ですけれども、



お話は、致したと思います。
私が入った時には、まだ、



福島原子力災害が始まって、
40日ぐらいの時でしたが、



放射線量も高くて、現場も非常に、
なまなましいものでした。



今回のメディアによる、
プロカメラマンによる取材と言うのは、



或いは、記者たちの取材と言うのは、
私が、行ってから、7カ月近く過ぎています。



それから、福島原子力災害が始まって、
8か月経っています。



この間、どういう変化があったか、
と言うのは、私にとっても、



大きな、関心事でありますから、
編集前のフィルムを含めて、拝見しました。



その上で、気が付いたことを、
今日、キチンとお話しして置きたいと思います。



まず、今回のメディアによる取材と言う物は、
原子炉のある、建屋と言うのは、



ハッキリ申しますと、
余り確認出来ていません。



と言うのは、私は、福島第一原発の、
吉田昌郎所長と東京電力の許可を得て、



正式な許可を得て、入った時は、
むしろ、原子炉の建屋の真正面から、



向かって行ったのです。
これは、東電がそのように、



用意したのではなくって、
私は、専門家の端くれとして、



ここを見なければいけないと、
希望しまして、吉田所長と協議の上、



2号機、3号機の正面から、
まず、入って行って、



その間の、情報によると、



1シーベルトに達している、と言うことです。
がれきの状況や建屋の状況を見て、



そこから、右折をして、4号炉の前に行って、
そこで車を降りました。



車を降りて、4号炉と言うのは、
トラックの大きな搬入口、



原子力建屋には必ず、世界中どこでも、
搬入口と言うのは、有ります。



大きな機材を入れなければいけませんから、
そこに、トラックが後ろ向きに入った時に、



ちょうど、地震が起きましたから、
4号炉に限っては、シャッターが開いていて、



中が見えるんです。
そこを、歩いて近づいて、そこを見ました。



今回の、メディアの取材は、
原子炉の建屋の正面の方は、



一切、行かずに、裏側から、詰まり、
海側から回って行っているのです。



従って、原子力建屋のというのは、
だいぶ遠くの方から、遠望した訳なんです。



その後、裏に回って、行きましたから、
裏の海側からは、他の建屋などがあって、



原子炉建屋はあまり見えません。
従って、フェアに申して、



今回、ついにメディア入った!
ひどい状況だと、言うことを、



非常に興奮した雰囲気で、
報道がなされていましたが、



私は、あまりそのように、初めて、初めてと、
メディアとしては、初めてですけれども、



国民が初めて見たかのように、
言うのは、アンフェアではないかと思います。



と言うのは、遠望するのであれば、
私の、映像と比較して言うのではなくって、



遠望するのであれば、
例えば、自衛隊が発表した、



航空撮影の状況などと、
そんなには、違いませんから、



やはり、見えた範囲の、ところで、
どう言う、フェアな判断をするか、



現状をどう見て、今後、どうすべきかと言う、
冷静な報道を、実は、して欲しかった、と思います。



実際、ご覧になった、一般の視聴者の反応が、
私のところに、メールが送られて来ますが、



さすがに、日本の国民の視聴者は、
冷静に見ているなと思いました。



興奮した、報道振りとは、違って、
本当に知りたかったのは、



把握出来た限りの、現状を静かに、
冷静に報道してもらって、



その上で、国民にこれから、どうするのか、
と言う事を、提案して貰いかった、



と言う反応が、有りましたけれども、
むしろ、視聴者の方が、



しっかりし見ているなと、思いました。
その上で、今日、冒頭、申しました通り、



私自身も、この、8ヶ月後の、
現在の状況と言うのは、この映像で、



私も、初めて見た訳ですから、
見た限りで、何が変わったか、



を申したいと思います。
まず、私が一番、見たかったのは、



構内の防潮堤、防波堤なんです。
これは、4月に入ったときに、



何故、吉田昌郎所長が私に入いて、
しかも、撮影して、国民にこれを伝えてください、



と言うことを、おっしゃったかと言う、
ポイント部分なんです。



と言うのは、世界の様子を見ていますと、
大きな、地震や津波というのは、



一度切りではなくって、
その後、繰り返される、



傾向が有ります。
たまたま、東日本大震災は、



まだそれは、たくさん余震は有りましたけれども、
同程度の津波は来ていないのです。



しかし、今日、来ても不思議ではありませんから、
それに対して、防潮堤を作らなければいけない。



構内に作らなければいけないのに、
実際は、原子力保安員の官僚主義や、



或いは、東電本店の保身に寄って、
それが作られないでいました。



その現状こそ、映像に撮って、
私の言わば、勤めとして、国民に伝えました。



その結果、吉田昌郎所長以下の、
その後も、絶え間ない努力があって、



7月に仮設の防潮堤、防波堤が作られています。



アナウンサー:
岩を袋に入れて、積み重ねていましたよね?



青山氏:
ええ!その映像を、今回ご覧になって、
もう一度、申しますが、



私も、初めて見ました。
それで、一言で、申せば、これでは、足りません。



これは、明らかに仮設のものであって、
土嚢とは違います。
土嚢よりは、ずっと、ましですが、



前と同じか、それに近い規模の津波が来たときに、
あれで、防げるとは、到底思えないわけです。



アナウンサー:
私もそう思いました。



青山氏:
はい!だから、本当の防波堤を作らなければいけない。
その上で、もし津波がもう一度来て、



あの防波堤を壊さいた場合、
何が起きるかと言うと、



もう一つの、関心事の汚染水の、
処理システムが、ほぼ間違いなく、
壊れるだろうと言うことです。



アナウンサー:
そう思います!



青山氏:
汚染水の処理システムについては、
言わば、その司令部の外観が、



チラッと写っただけで、
メディアの乗ったバスは止まっていませんし、



そこで、記者やカメラマンは、
バスを降りていませんから、



詳しく、分かりませんが、
画面だけで分かったことは、



その汚染水の、処理システムのパイプ類、
詰まり、水そのものを流している、



パイプ類が、如何にも、細くて、
しかも、敷設の仕方を見ると、



このパイプこそ、仮設に過ぎない、
と云う事が良く分かる訳です。



津波がそこを襲いますと、
津波が洗っただけで、



パイプといのは、恐らく破棄されてしまうから、
汚染水の処理システムが止まれば、



今、折角、100度未満になっている、
冷温状態に近くなっているのが、



これが、一気に又、高温状態に成り得ますから、
これは、非常に恐ろしいことなんです。



これも含めて、良く分かったことは、
やっぱり、最大の今の問題は、



作業員の数が足りないと言うことなんです。
作業員の方々、画面を通して、見ますと、



私が入った時よりも、
さらに、しっかりと落ち着いて、



いられると思いました。
吉田さんの努力もあって、



作業員の環境が、改善されたことが分かり、
何よりも、今回、メディアの取材で、



嬉しかったのは、私が、4月に伝えた、
日本の作業員のモラルの高さ、



指揮の高さと言うものが、
メディアによって、広く、国民に、



これまた、伝えられた、非常に、
広範囲に伝えられた事は、



非常に嬉しかったです。
しかし、その上で、日々毎日、



被爆していきますから、
一定の、被爆量に達すると、
もう、仕事が出来ないのです。



アナウンサー:
そうなんですね!
現場を去らざるを得ないのですねぇ?



青山氏:
はい!これから、どんどん、
人が減っていき、しかも、入るには、



政府が、30年と言っていますが、
本当は50年、最終的には、



100年かかります。
その間の、作業員の確保を、



どうするかと言う問題が、
何も、解決せれていないのと、



それから、今言いました、
防波堤も汚染水処理システムも、



仮設に留まっていて、
そして、ガレキがかなり、



綺麗にされたけれども、
まだ、たくさん残っていると言う事も、



既に、現在、足りないのです。
そうすると、国が新しい、



作業員を養成することを、
すぐに始めなければいけません。



アナウンサー:
そうでしょうねぇ!



青山氏:
これは、東電だけではありません。
それから、最後に、一点。



この間、キセノンが検出されました。
これは、あくまで、最臨海ではありませんが、



本当は、冷温停止では無くって、
冷温破壊の状態です。



冷えてるいだけで、壊れている訳です。
これは、全く、未知の状態ですから、



その未知の状態から、何が起きるのか?
をモニタリングする、監視する、



新たなシステムが必要なんです。
従って、これは、安全なところに居て、



例えば、学説などを発表している、
東京大学の先生方を含めて、



作業員でない方々、これは、
東電だけでは到底できないことですから、



モニタリングシステムを、
直ぐに作って頂きたいと思います。



アナウンサー:
もっともっと、戦力を投入して、
いけないと言うことですよね。
そこにつきますよね!



青山氏:
はい!


今日の放送はここまで。
posted by アブ at 21:57| 福島原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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