「 藤井財務相の円高誘導はなぜ?その意味は?」
アナウンサー:
お早うございます。
今日のテーマは何でしょう?
青山氏:
お早うございます。
民主党政権、いよいよ、予算の組み直しを始めましたね!
アナウンサー:
難しいでしょうね〜ぇ!
青山氏:
鳩山さんの国連演説などがありましたが、
この予算の組み替えと言うので、言わば、民主党政権の
具体的な、本番が始まったと言う事だと思います。
今、取り合えず、旧政権時代に、随分ムダが、予算の中に
含まれているんではないかと、それを見直すと言う事を、
やっていますし、メディアもそこに、報道振りが集中していますね!
だけど、本当の国民の関心、或いは、日本の経済界の関心、
或いは、世界の関心は、その組み替えた予算によって、
ムダが、無くなるかもしれない、だけじゃなくって、
景気を回復させるのか?
アナウンサー:
そうなんですよね!
今は、完璧にデフレに入っていますからね!
青山氏:
ハイ、その通りで、デフレスパイラルの、入り口と思われる、
日本経済を「良くするのか?」「悪くするのか?」
ここに、本当の関心が有ると思います。
更に、その一方で、例えば、一番、経済が分かっている、
藤井裕久財務大臣が、異例な、発言を繰り返していて、
一言で言うと、これもメディアの書き振りですと、
円高を容認する、と
しかし、これは、実態として、円高容認どころか、円高に誘導する。
円安を止めて、円を高くするほうへ、誘導している、
それくらい強烈な発言なんです!
これは、一体、どう言う、真意があるのか?
実は国民や、日本の企業の方々は、関心を持っていると思います。
今日、最初に、結論から申しますと、
民主党政権の予算組み替えを
始めとする、経済政策によって、
大きく見ると、或いは、少し長い目で見ると、
景気は必ず、打撃を受けます!
アナウンサー:
打撃を受ける?
青山氏:
ハイ、景気は回復するよりも、一段と厳しくなる!
それは避けられないと思われます!
と言うのは、根本的に、民主党の色々な、
政策と言うのは、基本的に、お金が掛かるんです!
例えば、今、八ッ場ダムで、
前原国交大臣が苦労していますけれども、
八ッ場ダムも含めて、公共工事の見直しのために、
工事を中止したら、ダムに限らず、
色々なこう公共工事の中止に伴って、
保障しますと、それを法律にしますと、
言う事も、前原さんがハッキリ言っている訳です。
これは、総額で、一体、幾らお金が掛かるのか?
まだ、見当もつかないのです!
そうなると、予算の組み替えで、ムダを削るだけでは、
とても財源が足りません!
恐らく、今の予算を組み替えても、
どんなに頑張っても「3兆程度!」
今朝の新聞を見ますと、
1兆は確保したと、書いている新聞があります。
それにも現れているように、
例えば、10兆円とか、そんな財源が出てくるはずがない!
従って、民主党政権は、いずれ、国債の増発は、
避けられないと思われます。
これは、民主党政権を「支持する!」「支持しない!」は、
関係なく、客観的な見通しとして、既にあって、
例えば、エコノミストの中で、一番、民主党に近いと思われる、
榊原英資さんという方がいらっしゃいます。
ミスター円と言われている、元財務官僚の方ですが、
この方は、政権発足前から、民主党は、いずれ財源が足りなくなる、
政権を取ると、財源が足りなくなるから、
国債の増発をためらうべきではない!
とずっと、おっしゃっています。
国債を増発する、その是非を、私は話しているのではなくって、
結果的にどうなるかと言いますと、
これは自民党、一党支配の、政治が続く間に、
ご承知の通り、日本の借金、国際を中心とした借金と言うのは、
800兆円を遥かに超えている訳です。
地方分を入れると、実質的には1000兆を超えている、
と言われている訳です。
ところが、今までの、日本の借金と言うのは、
その数字だけで見るよりも、
実際は、そんなにも大きな問題でもなかったと言えるんです。
と言うのは、当然、国が借金をする代わりに、
国債に利子を送るわけですね、
その利子、経済の世界では、長期金利と言う言葉で呼んでいます。
長い期間、国債は10年物のように、
長いですから、基本的には!
そこに乗っかっている、金利が今までは、
そう上がっていないんです。
と言う事は、日本は800兆、超える借金があっても、
まだ、信用があって、その国債が、紙切れになったりしない。
必ず、償還される、利子も乗っけて、
日本政府が、チャンと払ってくれる!
そう言う、信用が今までありましたから、
利子を乗っけなくても、国債は売れたんです。
ところが、今以上に、国債を増発していく、
しかも、民主党が、新しい政策を打ち出す事によって、
増発するのですから、
間違いなく長期金利が上昇して行く。
金利が上がっていく、金利が上がると、
企業がお金を借りられません!
従って、今ですら、先行き、見通しが立たないので、
企業が、設備投資をしませんが、
この先、金利が上がってしまって、
つまり、利子が高いから、お金を借りられなくなると、
企業活動と言うのは、当然、停滞していく、
従って、実は、長い目で見てみると、
いや、中期的に見ると、景気が厳しくなる事態は
避けられない訳です。
その一方で、鳩山総理は、
今回の「ムダを削ったり」と言うことに、加えて、
そこで出て来た、短期的な財源によって、
子供手当てを出しますと、
例えば、子供手当てを出すと言う事は、
即ち、内需の拡大であると、
従って、これは景気を良くする、経済対策なんだと、
言う事を、仰っている訳です。
内需を拡大すると言う事は、別な言い方をすると、
今まで、日本経済が頼ってきた、輸出を、かなりな部分、
諦めると言う事です。
と言うことは、今までは、円を安くして、
輸出をしやすくしていたのを、
改めて、円は高くてもいい!
或いは、円を高くして、その代わり、
日本が輸入する、輸出するんではなくって、
輸入する製品の、価格を下げる、と
それによって、内需を拡大する!と
と言うことに、繋がる訳です。
従って、藤井財務大臣が、円高を容認する!
或いは、円高を誘導する、発言をなさっている。
と言う事は、これに、ピタリと重なっている訳です。
違う言い方をすると、藤井さんは、円高に誘導する事を、
止めないと思います。
しかし、現実には、日本の、例えば、東証一部上場企業の
多くは、輸出に頼っている企業な訳ですから、
その、体質改善が行われる前に、円高が進行すると
言うことは、例えば、今、プリウスの販売好調で、
一息ついている、トヨタにしても、
この先、円が、例えば、
1ドル80円半ばから、70円代まで
伺う、状況になっていけば、
これも、実は景気の停滞を招く訳です。
アナウンサー:
景気の足を引っ張りますねぇ!
青山氏:
藤井さんは、それも承知の上で、なさっている。
つまり、体質改善が先だと、基本的には
円安と言うのは、言わば、覚醒剤や麻薬によって、
日本経済を、どうにか持たしてきた事ですから、
民主党が、根幹を正すと言う、
テーマを掲げていますから、
円高と言うのは、避けられない!
これも、景気を悪くする要因になる。
更に、民主党政治の、一番、大事な一つは、
公共工事を減らすと言う事です。
ところが、地方の、田舎に行けば、行くほど、
公共事業以外の仕事が無いんです。
例えば、地方で、公共事業の代わりに、
自ら、サービス業を頑張ってくれと言われても、
シャッター商店街のように、そもそも、人が減っている
人が減っているところに、サービス業をどうやって、
充実させるのか?
その中で、公共事業に替わる仕事を、
公共事業を止める代わりに、
こう言う、新しい仕事がありますよ!と言うことが、
まだ、作られていない内に、
公共事業を減らして行く訳です。
これも、三つ目の、景気を悪くする要因になると、
これは、国民の考え次第だと、思うんです。
と言うのは、当面、そうやって、景気が悪くなって、
失業率が、高くなって、子供手当てをモラウ前に、
結婚できない、社会になっても、
それに、耐えて、日本経済の体質改善を、選ぶ、
それが、この衆議院選挙で示された、民意!
自分達が示した、民意だと!覚悟を決めるか、
どうかの問題だと思います。
アナウンサー:
(困ったようすで)
う〜ん・・・よく考えます。
今日の放送はここまで。




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