2009年9月2日放送分
「 この危機を新政権はどうする? 」
アナウンサー:
お早うございます、今日のテーマは、何でしょう?
青山氏:
お早うございます。
新政権が発足するようになりました。
当面、どう言う危機に、直面することが有り得るかと、
言う事なんですが、
行き成り、危機に直面する事が、
当たり前のような言い方をしましたが、
それは、実は民主党政権と言うのは、
外交安全保障については、
いずれ、危機が!
政権が保てないかも知れないと言う危機が
当然来るのは、むしろ、それは常識だと思います。
と言うのは、皆さん、ご承知の通り、党内には、
あれだけ、外交と安全保障については、
意見の違いを抱えていて、
ずっと、野党だったと言う事で、その党内の議論の整理を
怠って来ましたから、何時か、それが表に出てくるのは、
むしろ、当たり前。
それから、外国人の方々に、地方参政権を与えるかどうか?
人権擁護法案と言うものなど、
こう言う論議の多いものは、やがて問題の焦点に、なって来ると思います。
しかし、それは、むしろ、もう一回言いますが、当たり前の話であって、
今、直ちに、直面している、危機と言うのは、
そう言う事とは、違う問題があると言うことを話したいと思います。
先ず、一つ目は、
投票日の2日前、8月28日に、経済について
何時もと同じような、指標の発表がありました。
これを、私は「トリプルショック」トリプルショックが私たちの
目の前に、現れたと言っているのです。
アナウンサー:
確か、失業率が凄く上がっていましたね!
青山氏:
ええ、その事なんですが、
完全失業率が「5.7%」、これは日本経済にとって、空前の数字で、
今まで、ずうっと経済が悪い時代が、色々ありましたが、
失業率が、5%を超えることは、そもそも無かったのですが、
アナウンサー:
ひところ、4.7%に失業率が上がったので、大騒ぎをしました。
それより、1ポイント上がっていますものね!
青山氏:
実は、この「5.7%」と言う数字も、その背景が大事でして、
政府によると、企業の中で、余っている人達、
こう言う言い方は、あまり好きでは無いのですが「余剰人員」
と言っていますが、600万人以上と言っています。
と言うことは、実質的に、完全失業率が「6%」超えて来るのは、
間違いないところです。
さらに、この中身を、もう一度見ますと、
15歳〜24歳までの
アナウンサー:
所謂、若年層ですね!
青山氏:
ハイ、それが「9.9%」、それから、25歳〜34歳までが「7.1%」、
つまり、若い人が、仕事が無いと言う状態なんです。
これは、民主党政権は、子供手当てと言うものを、
経済政策の目玉にしているわけです。
これ、子供手当てと言っても、若い人は、結婚出来ない訳です。
だから、民主党の政権公約として、出て来た子供手当てというものは、
財源が、どうこうと言う前に、実は経済の根本的なことが、
対処できないという事なんです。
それから、トリプルショックと申した通り、
二つ目は「有効求人倍率!」と言うもので、
仕事が欲しい人が、ハローワークに行って、
どれくらい、仕事が有ると言うことですが、
これは、ざっと言うと、3人にやっと1つ位の、仕事しかない!
と言う数字ですね。
それに加えて、最後のショックと言うのは、
全国の「消費者物価指数」
物価が「マイナス2・2%」
つまり、物価がドンと下っているのです。
物価がマイナス2%以上下ると言うのは、これも初めてのことです。
これは、何が起きてるか?
と言うと「デフレ・スパイラル」
日本経済は、ずっと、デフレで13年位、苦しんできたのですが、
「デフレ・スパイラル」に陥った事は、無かったのです。
「デフレ・スパイラル」を念の為に申しますと、
物が売れないから、企業が人を整理して、
人が整理されて、仕事が無かったり、給料が安くなって
物を買わないから、余計に起業が苦しんで、また人を整理する、
と言う、「デフレ・スパイラル」が、
ついに起き始めたと言うことなのです。
もう一度申しますが、民主党の掲げている、経済政策と言うのは
一つは、こども手当て、もう一つが、高速道路の無料化なんです。
高速道路を無料化したら、今、1000円と言うだけで、
物凄い渋滞が起きています。
当然、激しい渋滞になります。
これは、経済、うんぬんの前に、先ず、環境立国に逆行する訳です。
ところが、今、申しました「トリプルショック」に対応するための、
唯一の策と言うのは、新しい成長分野の仕事を、若い世代に
つまり、子供が減って行きますけれども、減って行く若い世代に、
その仕事を、与えると言うか、その仕事に就けるようにすると言うのが
殆んど、唯一の、既に成長した国の、新しい成長戦略なんです。
そうすると、高速道路の無料化と言うのは、逆行している訳です。
そうすると、外交安保とか、外国人地方参政権、と言う前に、
経済の危機をどうするか?と言うことが、先ず最初に来ます。
もう一つは、新型インフルエンザの問題なんですが、
先般、厚生労働省が、9月下旬から、10月上旬にかけて、
2500万ぐらいの、発症者、感染確認者が出ると、
発表したのですが、メディアはそれを、
勿論、そのまま伝えたのですが、厚生労働省の発表には、
もう一つの、要因がありまして、発症者が2500万人ですけれども、
感染しても、症状の出ない人、それを入れると、実に、6300万人!
アナウンサー:
へええ!、人口の半分ですね!
青山氏:
「二人に一人」になります。
これを、そのまま、そのまま正確に報道したのは、
共同通信社だけで、後の、メディアは6300万人と言う部分を
スルーした、報道しなっかたのです。
これを大変な間違いで、つまり、感染しているけれども、
症状が出ない人が、4000万近く出るかもしれない?
と言うことは、自分がうつっていると、分からないまま、
人にうつす人が、世の中に、普通に行き来する、
私たちは、その可能性が高いと言うことになる訳です。
そうやって、感染が広がった時に、何が心配かと言うと、
今回の、新型インフルエンザの大きな特徴は、
30代や40台の人が、突然重症化して、しかも重症化して
亡くなるまで、1日か2日しか、かからないと、
言う例が起きている訳です。
この、本当には伝えられていない、新型インフルエンザの
問題について、対処しなければいけないのと、
実は、こう言うインフルエンザが現れたことが、無いから、
今までの季節型インフルエンザとウイルスそのものが、
全然違うんではないかと、その問題を麻生政権は、
国民に実は、伝えて来なかったのです。
新政権は、それを国民に伝えるか、
どうかと言う事が、先ず、出てきます。
この経済と新型インフルエンザの大きな問題も、
さっき、言いました通り、経済も投票日の2日前から
起きている、分かっている事です。
それなのに、今どうなっているかと言うと、
新政権が出来るのは、9月16日です。
アナウンサー:
タイムラグがねぇ!
青山氏:
と言うことは、まだ2週間ある訳です。
総選挙の時、40日間の政治空白があって、
合わせると、2ヶ月近く、政治空白になる。
これが、新政権にとって、一番、直面している、
すでに、直面している、危機だと思います。
今日の放送はここまで。



