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2009年08月27日

電撃!金正日総書記が韓国訪問!? 

2009年8月26日放送分「青山繁晴のニュースの見方」より

「 電撃!金正日総書記が韓国訪問!? 」

アナウンサー:
今日は何でしょうか?



青山氏:
ハイ!
総選挙の投票まで4日となりまして、期日前投票も非常に多くて、
投票率は明らかに上がりそうな、雰囲気です。



それはいいんです!が
国民有権者は良いんですけれども、



40日の間の、政治空白と言うのもが、如何に影響しているかを
今日は、話さなければ、いけないと思います。



一つは、勿論、新型インフルエンザの問題です。
現在の政治空白が、国民の命に関連していると
言わざるを、得ないと思います。



もう一つ、外交安全保障の問題です。
皆さん、何となく、ニュースを見聞きして、
いや、シッカリと見聞きしておられると思いますが。



朝鮮半島で、動きが激しくなっている訳です。
ご承知の通り、金大中元大統領が、



こう言うタイミングで亡くなりまして、
北朝鮮の弔問団が、私がこの番組で申したと思いますが、



予想通り、ソウルに現れました。
現れたら、ソウルでも、したたかに動き回って、



結局、韓国のイ・ミョンバク大統領、
今まで、北に厳しい姿勢を取ってきた、



それこそ、政権を交代した後のイ・ミョンバク大統領、
今まで、韓国は10年以上、北朝鮮に甘い政権が続いて来て、



それが、政権交代で、厳しい政権に、
なっているんですけれども、



その、イ・ミョンバク大統領との、会談も果たしました。



問題は、北朝鮮側、つまり、弔問団は、
南北の首脳会談をやりましょう、と



北朝鮮に厳しい態度を取ってきたイ・ミョンバク大統領、と
キムジョンイル総書記との、首脳会談をやりましょう、と言う



「揺さぶりを、掛けたとされる!」と言う、
韓国で報道が、断定的になされました。



これに対して、韓国の大統領府は、顔色を変えて、
懸命に否定しています。



アナウンサー:
否定している?



青山氏:
ハイ!
「そんな事は、全く無かった!」と、そこまで、
無理に否定しなければいけないか、と言うくらい否定しています。



これをやらなければいけない、本当の理由は、
実は、結論から言いますと、キム・ジョンイル総書記が



「ソウルに現れる!」



アナウンサー:
ええええ!(驚きの声)



青山氏:
「ソウルに行っても良い!」と



アナウンサー:
(慌てた声で、どもりながら)
ちょ、ちょと、待ってください!
キム・ジョンイル総書記が、ソウルに来る!?



青山氏:
ハイ!



アナウンサー:
イ・ミョンバクさんが行くんでは無くって?
(驚きが止まらない様子)



青山氏:
そう言う趣旨のボールが、北朝鮮から、投げられたのです。



アナウンサー:
凄いボールですね!それは!(まだ驚きが続いている様子)



青山氏:
ええ!
凄いボールです!



アナウンサー:
野球で言えば、四番バターの、ど真ん中へ、
ストライクを投げるような物ですよ!



青山氏:
ど真ん中の、ストライクだし、
ど真ん中、高めの(笑)


アナウンサー:
(笑いながら)
ど真ん中高めの、ホームランボールですよ!



青山氏:
ええ!
これに、下手に「そう言う点がありまして」、



なんて言う事になりましたら、イ・ミョンバク大統領は
どう言うように、処理をしたら良いのか?



つまり、韓国側からピョンヤンに、首脳であれ、誰であれ、
行くのと、違って、インパクトが極めて強くて!



後で、もう一度話しますが、アメリカは、今、北朝鮮に
寄り添う姿勢ですから、アメリカから
「それは、良いじゃないか、やれよ!」



とプレッシャーが掛かるから、顔色を変えて、否定せざるを得ない!



「事実は、如何だったのか?」と言いますと、
弔問団は、イ・ミョンバク大統領に、キム・ジョンイル総書記からの



口頭での、メッセージを伝えています。
あえて、文章ではなくって、口頭にしているんですが、



その中身と言うのは、北朝鮮と韓国と言うのは、
今まで、南北合意と言う物が、チャンとあるではないか、



これを、誠実に履行しよう!と実行しようと、提案したのです。
この、北朝鮮が言っている、南北合意とは、



キム・デジュン元大統領の弔問にやって来たのですから、
キム・デジュンさんが大統領時代に、北朝鮮のキム・ジョンイルさんと
作った、南北合意を言っているんです。



これは、皆さんも、今はもう、便利になって、インターネットで
直ぐ、検索したら見れます。



「2000年6月15日南北共同宣言」と、インターネットで、
キーワードを入れますと、直ぐ見れます。



これは、極、短い物なんです。
一番最後のところ、本当に最後のところに、



キム・デジュン大統領は、キム・ジョンイル総書記に、南北宣言には
「この中で、キム・ジョンイル国防委員長と書いてます」



要するに、キム・ジョンイルさんに、ソウルへ来てくださいと、
招待しました、となっています。



それに、対して、適当な時期にソウルに行く、と言う事で合意した、
と、実は明記されています。



「家のキム・ジョンイルが、総書記が行きますよ!」とは言ってないが、
あれを実行しようとは、これを言っているのです。



アナウンサー:
向こうから言うと、別に新しい提案ではないよ!
と言っているんですね?



青山氏:
本当に、新しい提案ではないのです。



そう言うものを、極めてしたたかに、キム・デジュンさんが亡くなった
タイミングを、したたかに、利用するのが北朝鮮外交なんですけれども。



しかし、さっき言いました通り、イ・ミョンバクさんは、このボールに
「ビックリ仰天」が今の姿なんです。が



問題は、アメリカなんですね。
アメリカは、この最中に、9月の半ばに、来月の半ばに、



もう2週間ぐらい、後の話ですけれども、ボスワスさんと言う
アメリカ政府の高官ですね!



これは、北朝鮮担当の特使ですが、このボスワスさんと言うのは、
かつて、韓国や日本にお金を出させて、北朝鮮にタダで原発、



軽水炉を作ってあげましょう!と言う合意を作った人で、
ハッキリ言うと、アメリカの外交畑の中で、北朝鮮寄りで有名な人です。



それを、オバマ政権は、北朝鮮担当の特使にして、就任させたのですが、
この人が、後、2週間そこらで、北朝鮮へ行きそうになっていて、



実は、それもクリントンさんが、アメリカ人記者を引き取るために、
ピョンヤンに行った時に、この話が出たと言う事です。



アナウンサー:
「細かい事は、ボスワスとやってね!」みたいな、事なんでしょうね?
多分、向こうでは!(北朝鮮での会話を指している)



青山氏:(語気を強く)
イヤ、これは、もっと重大な話で、だって、あの時クリントンさんは、
北朝鮮との交渉は、関係ないと言ったじゃないですか!



不当に拘束されている、女性記者を取り返すだけだと!



アナウンサー:
人権問題だと!



青山氏:(怒りを含み)
これは、ウソだったと言うことなんですよ!
本当は、アメリカも、女性記者問題にかこつけて、北朝鮮と直接



交渉を、対話をすると言うことを、実は準備しましたと言うことです。



しかも、クリントンさんが行った事を、一つの大きな契機にして、
或いは、全部に起きたことを言うと、北朝鮮と韓国は



クムガンサン(金剛山)の観光再開とか、ケソンの北朝鮮の工業団地を
もう一回やりましょう、とか、それらに合意した。



例えば、クムガンサンの観光ですと、
北朝鮮に1年間に、大体20億円以上のお金が入ります。



それが入るのだったら、
今、制裁をやっている意味が無いじゃないですか!



おかしい話になるはずが、
実はアメリカは別にゴールドバークさんという



制裁を本来、担当するはずの人を、韓国や日本に派遣して、



韓国では「イヤ、これは制裁とは矛盾しないのだ」と
訳の分からないことを、ハッキリ言うと、言っている訳です。



その後、言っちゃってから、日本にやって来て、
外務省の局長の斉木さんに会って
(実はこの中身は公表されていませんが)同じ事を言って、



一応、斉木さんは「それは、おかしいのではないか!」と、
反論はしているようです。



ところがです、この話は、
こんな事で、こんなレベルで形がつく話ではなくって、



当然、日本の外務大臣やヒラリーアメリカの国務長官とで、
話をしなければ行けない程のことなんです。



つまり、日本もアメリカも、制裁を一生懸命やっているはずが、
北朝鮮の手に乗って、意味をなくしている。



これは、どうして出来ないかと言うと、
中曽根外務大臣も選挙の遊説一生懸命で



政治空白が起きているから、と言うことなんです。
選挙が終わって、新政権ができて見れば、朝鮮半島で、



とっくに、日本抜きで、
制裁は骨抜きになっていると言う事が、進んでますよ!



そう言うのを、選挙の後のこととして、私たちの胸に入れて頂きたい、
と言うことです。



今日の放送はここまで。
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