「 チベット暴動やウイグル暴動!共産中国の崩壊が始まった!」
アナウンサー:
中国新疆の暴動!
青山氏:
新疆ウイグル地区と言う所がありまして、本当は、そもそもこの言葉は
使いたくないのです。
新疆と言うのは、新しい領土、と言う意味です。
元々ウイグルの人々が、ここに住んで居る訳ですから。
アナウンサー:
はい、そうですね!
青山氏:
新しい領土、と言う意味は、中国側からの見方なんです。
去年の3月にチッベ暴動があった事は、皆さん、
よく覚えていらっしゃると思います。
その時にも、このウイグルでも、実は暴動がありまして、
あなたが言われたと通り、7月5日に、
かってない激しい暴動が起きまして、
で、今日、そのお話をするのですけれども、
ポイントは二つです。
一つは、日本の報道振りが、余りにも、偏っている。
ないしは、事実と違うのではないか?
もう一つは、遠い偏狭の地で起きた事ではなくって、
私たち、今後の運命にも、深く関わる事であろう!
その二点なんです。
まず、一点目なんですが、例えば、昨日の、あえて実名で申しますが
日本経済新聞にですね。
この暴動と言うのは、今イタリアで、サミットが行われていて、
そこに、中国の胡錦濤国家主席も、行っているから、それを
チャンスだと見た、ウイグル人が騒ぎを起こしたんである。
と言うことを、中国の公安当局者が言っていると言うことを、
ガギ括弧付きで、出ていたんです。
これ自体!私は記者出身ですが、ビックリしたんです。
日本の警察とか、アメリカの警察とかは、いわゆる、公安当局
治安当局と言うのは、とにかく、民主主義に基づく訳です。
中国の公安当局と言うのは、共産党独裁下ですから、そのまま
ダイレクトに引用すると言う事態が、普通、考えにくい事なんです。
まだ、日経は正直と言えますけれども、他の新聞には、
明らかに、中国の言い分を基にして、要は、サミットを利用して、
去年の北京オリンピックの記憶に合わせて、サミットを利用して
ウイグル人が起こしたんだ、と言うことが、いっぱい出てくるんです。
これは,本当かな?と当然、思いますから、ウイグル人の方に取材しました。
今、国際電話は、本当に、ウイグルには通じなくなっていますが、
日本にも、アメリカにも、亡命ウイグル人という方々が、
かなりいらっしゃいます。
かねて、信頼できる、と思っている人を選んで、電話してみました。
さらに、その電話には、私の友人に立ち会ってもらって、
イヤホンで聞いてもらって、記録に取ってもらって、
客観性を保つためにそういうことを致しました。
その上で、話を総合しますと、
要は、本当のきっかけと言うのは、ウイグルで始まった事ではない!
中国の広東省で始まった事で、
広東省に、巨大な玩具工場があって、従業員が8,000人いる。
そこで、6月26日の深夜に、そこで働いているウイグル人の従業員
200人に対して、漢人(中国人)の従業員の人達が、6,000人集まって
200人を6,000人で取り囲んで、大襲撃があった!
この200人と言うのは、ウイグル人の出稼ぎではなくって、
中国の行政当局によって、強制的に、
アナウンサー:
そうらしいですねー!
青山氏:
ええ、
強制的にというのは、手錠掛けて連行するわけではない!
そうじゃないけれども、自分の住んでいる故郷に居たら、
罰金を取られる。
と言うような、しがらみを作られて、やもうえず、この広東省の玩具工場に
来ていた。
アナウンサー:
ヒドイ話ですねー!
青山氏:
その、200人が襲撃されて、襲撃した側は6,000人ですからね!
190人以上が、怪我をして、その内、30数人が亡くなった!
日本では、二人と言うことになっています。
30数人亡くなった!
逆に言うと、10人前後が、逃げた訳です。どうにか!
逃げた10人前後の内の一人から、亡命ウイグル人が話を聞いていて、
その話によると、この襲撃のきっかけと言うのは、この玩具工場から
解雇された、例の毒餃子事件を思い出しますが、
解雇されて、不満を持った、漢人(中国人)の従業員が、
インターネット上に、ウソの、話を流した。
うその話と言うのは、ウイグル人の従業員が、漢人の従業員の
女性を強姦した、と言うデマを流した。
それが、騒ぎを引き起こした。
何とか逃げられた、10数人の、従業員のウイグル人の携帯電話、
今は携帯電話時代ですから、どこでも!
ウイグル自治区に居る友達、親戚、家族に、この実情を電話して
そこで、ウイグル自治区の人達が怒った。
襲撃にも当然怒りましたが、中国の警察が、これを見て見ぬふりをして、
むしろ、ウイグル人の側を、襲われた側を、取り締まるようなことがあった。
それに怒って、それで、7月5日にウイグル自治区のウルムチと言う
大きな町、そこで、学生達を中心に、非武装の何も武器を持っていない
デモが、始まって、それが3,000人ぐらいに膨れ上がって、
市の中心部の人民広場と言う所に、入って行こうとしたら、
周りを取り囲んだ、中国の、これはチベット暴動でも出てきましたが、
人民武装警察、武警と言うやつです。
アナウンサー:
装甲車みたいな物を持っていますね!
青山氏:
みたいな、では無く、装甲車です。
それから、さらに、人民解放軍のテロ特捜部隊。
テロとはとても言えない、非武装のデモだったようですが、
それが、直接発砲して、その3,000人のデモ参加者が
バタバタと倒れて、ハッキリした死者は、分からないけれども
800人〜1000人前後が、亡くなったんじゃないか?
アナウンサー:
今、160人位といわれていますけれども?
青山氏:
これは、全く事実とは違う!
亡くなった人々を、実際にカウントしていますから!
現在は、どう言うように、なっているかと言いますと、現在は
亡命ウイグル人の方々も、一切、自治区と連絡を取れなく
なってしまって、さっぱり分からなくなっている。
ただ、カシュガルとか他の地域でも、この騒動が広まっていて、
根っこには、この9.11同時多発テロの後、ウイグル人が
イスラム教徒だと言うことで、中国が、徹底的に押さえつけようとした
その政策変更があったために、漢人の方々にも、ウイグル人の方々に
対する、憎しみが、かえって、植えつけられて、非常に根深い話に
なっています。
時間がなくなってきたので、最後に、申し上げないといけないのは、
今年は、冷戦が終わって、丁度20年なんです。
1989年にベルリンの壁が壊れました!
その後、ヨーロッパでは、何が、起きたかというと、
色んな民族、少数民族を、社会主義の名の下に、無理やり一つの箱
一つの国に、入れていたのが、本来の少数民族に戻っていくために、
沢山、血が流れて、ひどい事が起きましたけれども、
今、ようやく、自らの血を流して安定して、
例えば、EUが確立され、統一通貨のユーロも出来たわけです。
所が、アジアにも、このウイグルの人達、或いは、チベットの人達
を含め、沢山の少数民族がいるんですが、
それが、中国に代表されるように、言わば、冷戦時代の箱の中に、
ギューと閉じ込められたままに、20年来たわけです。
従って、その去年のチベット暴動も、オリンピックだからと言うよりは、
アジアでも、20年たって、とうとう、少数民族が元の自分達の独立に
向う、と言うことなんです。
従って、アジア全体の、今までの国境線が、引き直されるという事の、
動きであって、日本だけが、関係ないという訳には行きません。
難民の問題、だけではなくって、言わば、アジアの盟主として、
この国境線の引き直しが、どうやって、このような流血を避けながら
行われるか、と言うことを、遣らなければいけない!
だから、サミットでも、本当は麻生さんは行っているんですから、
胡錦濤国家主席に、この話をしなければいけない、と言うのが
本当のところなんです。
今日の放送はここまで。



