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2009年06月18日

今、日本の政治が、一旦壊れる過程に入った!

2009年6月17日放送「青山繁晴のニュースの見方」より


「 今、日本の政治が、一旦壊れる過程に入った!」


青山氏:
今日は、近づく総選挙の話をしたいのですが!



色んな混乱が、おかしな事が、私たちの目の前にあっても
つい、この前までは、とりあえず、麻生さん対、鳩山由紀夫さんで、



行われると言うことは、
一旦、そこは固まりかけていたように、見えましたね!



ところが、この4〜5日の間に、急激に暗転しました。



アナウンサー:
麻生降ろしの声が益々、高くなって!



青山氏:
麻生降ろしの声が出てきたと、報道されていますけれども、
今朝は、これを一言で言うと、事実上、麻生さんで、総選挙を、
やる可能性は、私は無くなったと思います。



アナウンサー:
あ、無くなった?



青山氏:
はい!
まだ、先のことなんで、こんなに断定するのは、
どうかと思いますけれども。



正直、今朝のラジオ出演し備えて、昨日の、夜9時ぐらいから、
先ほどまで、関係する、政治家の方々に
携帯電話を掛けていたんですが、



私が一番、ビックリしたのが、
麻生政権の中の、現職閣僚の複数の方が、
既に、総裁選が間もなくあるので、



あると言うのは、9月とか言う話ではなくって、



アナウンサー:
一ヶ月以内ぐらいでしょう?



青山氏:
ええ、麻生さんの任期は、9月30日まであるんですが、
それを前倒しして、つまり、麻生さんの、次の総裁を選んで、



それから総選挙に、私、出ると!



アナウンサー:
出る?ほー!



青山氏:
ええ、もう一回言いますが、夕べから、今朝にかけて、
私の携帯電話に出てくれた、現職閣僚の内、複数の方々が、
私、総裁選に出ます、と明言しました。



これは、長年、共同通信の政治部時代から、
政治を見ていますけれども、こんなことは、一回も無かったです。



それで、限られた時間の中で、申しますと。
まず、何故、麻生さんが急激に、落ち込んだかというと、



勿論、日本郵政の問題が致命傷になっている訳です。
西川社長が「どうした?簡保の宿がどうしたとか!」色々ありますけれども、



そんな、中身のことよりも、決定的、致命的だったのは、
麻生さん自身が、この2月に、担当大臣の鳩山邦夫
、当時の総務大臣に、メモを渡して



西川さんは、もう交代させるんで、こうゆう財界人の中から、
次の社長を、選んでくれ、とメモを渡していて、



しかも、その事実を、ずっと、盟友で来た
鳩山邦夫さんが、公開してしまった。



これは、致命的で、一般社会の、我々にも良く分かる!
例の「梯子はずし」であって、言わば、会社の社長、組織のトップが、



「こうやってくれ」と言って、指示したのに、梯子を上っていったら、
気がついたら、トップが梯子をはずしちゃった、知らん振りをしちゃった。



しかも、メモの存在について、つい、この前まで、記者団のぶら下がり取材に、



アナウンサー:
コメントできないと言ってましたよね?



青山氏:
うん〜。
その時のことは、あまり言いたくないのですが・・・・
(口ごもる)



総理が「ニヤニヤ」されていたでしょう!
これは、本当に致命傷になったんですね!一気に、ですね!



それも、なんとなく、ムードではなく、総選挙が近いですから、
自由民主党は党本部の、選挙のプロも使って、



小選挙区の情勢を積み上げた、情勢分析をやっているんです。
それが、一昨日に最新のが、出たんです。



わたしは見て、ビックリしたんです。
例えば、「東北地方!」自民党は全滅状態なのです。



アナウンサー:
それは、自民党の調査で、でしょう?



青山氏:
自民党の自らの調査で、です。
東北で、例えば、生き残るのは、自民党の議員と言うのは、
加藤紘一さんぐらいで、この加藤紘一さんの選挙区には、民主党の



候補者を立てないのではないか、と言う、情勢なんです。
つまり、民主党が、大連立だか、政界再編だか知りませんが、



自民党の一部を引きぬいてくるための、言わば、
手駒に、駒にしている訳です。



そこしか生き残れないのです。
このまま、総選挙をやると、普通、東北から開票されていくでしょう。
東北の地方からね。



そうすると、今までですと、開放結果は、自民、自民、自民となるはずが、
民主、民主、民主となっていく訳です。



これで、皆、真っ青になっていて。
それで、さっき言いました、昨日電話した人は、殆んど、自民党の人ですが、



現職閣僚を含めて、どう言うシナリオを書いているかと言いますと、
麻生さんを辞めさせたいのですけれども、麻生さんは辞めないのですよ。
今の、お気持ちは!



特に、7月8日から10日まで、イタリアで開かれる、
サミットにはどうしても行きたい、と言う気持ちがあって、



それは、行ってもらって、
その後、7月12日に東京都議会選挙があります。



その都議選で、大敗して、その責任を取ってもらう、
と言う話があります。



これらは、ここも、ざぁーと流れている報道に、私たちは引っ張られては
いけないのは、



「これは、オカシイでしょう!」



東京都議選挙で負けて、
どうして、日本国総理が辞めなければいけないのか?



アナウンサー:
そうですよね、確かにね!



青山氏:
今まで、そんな例はありません!一度も!
ここで、皆さんの頭に浮かぶのは、



そう言えば、麻生さんは、いやに都議選の応援にのめり込んで、
一々回っているな、と言うことなんですが、



一言で言うと、麻生さんが騙されてと思います!



自民党の中で、元首相を含めて、大物が、麻生さんに囁いているのです。
都議選で「ひっくり返せ!」と、



都内をあなたが、一生懸命回ったら、都議選の敗色濃厚なのが、
ひっくり返る、どうしてか?「あなたは東京では人気が在るではないか!」



秋葉原に行けば、若者が集まって、大騒ぎをしてくれる。
ああ言う、無党派層すら,東京では、引き付けられるから、



「あなたは東京では、戦えるのだから」と言うことを、囁いた人が、
これは、実は居まして、



アナウンサー:
居まして?はい。



青山氏:
これは、麻生さんが、梯子を掛けられて、外されたのと、同じであって、
本当は、秋葉原の人気というのは、私も東京都民ですけれども、



他の所では、全然、それは関係ないんですよね。
まして、都議選の様な、地を這うような選挙には、全然関係ない!



だから、本当は、都議選で、負ける!
その時に、麻生さんが、責任を取らなければいけない事態を
作るための、仕掛けなんですね!



アナウンサー:
あんなに、一生懸命に応援に出かけたのに、結局負けてしまった。
あんたに、魅力が無かった、となるんですね!



青山氏:
ええ。
しかも、麻生さんは「都議選は国政選挙につながる」
と発言までしちゃった、訳ですよ。



これは、もう、手遅れです。
従って、どうなるかと言うと、都議選の翌日、7月13日の未明に、
辞意表明するか?あるいは、自分も含めて、総裁選をやりましょう、



と言うことを、言ってもらう。
総裁選には、さっき言いました、麻生内閣の現職閣僚が複数、出馬して、



そこに、小池さんなどが出て、また、大騒ぎで総裁選を、長くやる!
長くやった結果、選挙が段々、ずれて行って、そこに、景気回復の



兆しが、少し重なって、自民が何とか、救われるんじゃないか、
と言うのが、シナリオになっているのです。



アナウンサー:
は〜ぁ・・・・



青山氏:
最後に、もう時間がありませんが、一言だけ言っておきますと、
じゃ、受けて立つ民主党は、順風満帆で、
国民はここを信頼すれば好いのか、となったらですね、



それは残念ながら、例えば今の、厚労省の汚職事件
ついて、具体的な議員の名前が出てきて、



これは、総選挙前に、恐らく、検察はやらないかも知れません。
余りにも、影響が大きいから。



アナウンサー:
小沢さんの、例もありますからね!



青山氏:
ところが、政権を取った後に、これが出てきたり、政権を取ったら、
取ったで、何かをハッキリ、やろうとしたら、民主党の党内が、
割れてしまう。



実は、党内の意見が全然違う人が集まっているから、
そうすると、最後に、一言で言いますと、



要は自民党、じゃなくって、
日本の政治全体が、一旦壊れる過程なんです。



僕らが観ているのは、
一旦、壊れた方が、再出発には良い、と、ヤケクソで言うのではなくって、
私は、そこを本当に信じています。



今日の放送はここまで。
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