新型インフルエンザが、強毒性に変異するかもしれない!あなたの準備は?
青山氏
新型インフルエンザのことですが、大阪を中心に、新型インフルエンザの
感染がでています。
実際に大阪に入って見ますと、東京で感知していたよりも、あえて言うと、
ピリピリした雰囲気があって、非常に普段の大阪の、人の良い柔らかい
感じと違って、緊張した雰囲気が非常に強いです。
例えば、テレビ局は全員、マスクを義務づけられていて、小部屋で馴染みの
例えば、アナウンサーの方と一対一で話しているのに、アナウンサーの方は
ぴったり顔に、着けたマスクを、決して外そうとしなかったり、
知り合いのお医者さんと少し話しても、疲れきっていたり、
昨日、会った人の中に、阪神淡路大震災を思い出しますと、
つまり、大阪神戸だけ、日本の中で、違う国のような、異常な緊張感や、
あるいは孤立感に襲われて、政府の対応の、混乱ぶりも含めて、
あの時を思い出します、と話を聞きました。
それで今日は、新型インフルエンザについて、洪水のような報道が
あるわけですけれども、その報道ぶりとチョッとここが違うという所を
私の本業は、危機管理ですから、その立場からお話したいと思います。
先ず、最初に申し上げたいのは、今、近畿圏だけで、
200人近くの感染者が出ていて、まるで一種の、「近畿地方の人たち
に言はすれば」汚染地域のような扱いを受けている。
あえて言えば、というか、ハッキリ申せば「事実上の冤罪です!」
というのは、関西が汚染されているのではなくって、関西が日本の中で
真っ先に、言わば先進的に、感染者を確認したという事であって、
私が住んでいる、東京を中心とした首都圏、九州においても、
現実どおりに申しますが、感染者は間違いなく居ます。
関西だけ出ているわけではなくって、確認が関西だけ行われていて
後は、遅れているだけです。
これは、どういうことかというと、国の対応に誤りがあるからです。
先ず、その国の話をする前に、今回の新型インフルエンザの新しい
ウイルスの大きな特徴は、弱毒性という難しい言葉が出回っていますが
症状の出方に、ばらつきもあって、ウイルスを体内に取り込んで、
体内でウイルスが増殖、つまり増えているにも関わらず、症状が
ほとんど、出ない人も、かなり居ると思われます。
そもそも、主たる症状は、発熱ですから、発熱というのは、その人によって、
非常にばらつきがあって、私も平熱が高いのですが、平熱が高いと、38度を
超えていても、あまり意識をしなかったり、本人が意図的に、
隠しているんではなくって、症状が出ているのに、自分は症状と
感じない事もあるんです。
一方、国の対応というのは、これまで舛添厚生大臣が、これも現実のままに
いいますと「興奮しすぎて、まるで戦争指導者のような、お積りだ」と
厚生労働省の中で、実は声も漏れるように、今まで私が先頭に立って
水際で全部食い止めて見せる、水際作戦こそ全てだというようなことを
おっしゃっていたから、体制自体も、例えば、空港での検疫に200人以上の
お医者さんを駆り出して、医師不足は実際、生じていたり、
それから国民の中に、空港の検疫で、ウイルスを止められるんだと、
国内に、日本は清潔な国だから、ウイルスは入れないよ、
というような誤解が広まっているんです。
そのために、関西でも、今問題になっている、高校などを中心に、100人を
遥かに超える、インフルエンザの集団症状が起きていて、
生徒や先生で、インフルエンザで、学校を休むという人が、沢山いたわけです。
ところが、それが、まさか新型インフルエンザだとは、
専門医も保健所も当事者も、誰も思わなかったわけです。
それが、神戸のたった一人の開業医が、これは本当は思い込みではないかと、
言う事で、神戸市に新型インフルエンザの検査キットで調べるように、頼んで
神戸市も、それに敏速に反応して、調べたら実は、新型インフルエンザだと
言う事が分かり、例えば、大阪府知事の橋下知事は、国の対応ぶりは、
少し、おかしいんではないか、現実に合わせた対応をしてくれということで、
関西がむしろ、取り組みが先進的に、進んでいると言うことなんです。
国の対応振りで、もう一つ、間違っているのは、舛添厚生労働大臣は、
もう、水際対策の段階ではないから、切り替える、と
その時に、季節型のインフルエンザ、つまり、毎年冬になったら、流行るのと、
今回は、同じだから、同じ対応をするようにします。
と、今現在おっしゃっていますが、これは違います。
症状は軽いですが「皆さん、ここはよく聞いていただきたいのですが」
季節型インフルエンザとは違います。
二つの点で!
一つは、先ず、致死率、この言葉は、私は嫌いですけれども、亡くなって
しまう確立ですね、これも実は4倍ぐらいなんです!
アナウンサー:
高いんですか?
青山氏:
高いんです!
但し、高いといっても、ドンドン人が死ぬというんじゃない。
季節型インフルエンザというのは、大体0.1%ぐらいから0.05%なんです。
つまり、1000人かかったら、1人亡くなるかどうか?
今の、新型インフルエンザ、全部は分かりませんけれども、一応国際的に
これぐらいだろうと言うことで、各国が合意しているのは、
大体、0.4%ぐらいなんです。
1%ありませんから、1000人かかったら、4人ぐらい亡くなるということで、
決して、高い致死率では無いけれども、でも、従来のものよりも、高いんです。
それから、次に感染力は、かなり従来の季節型より強いです。
それは、まともに考えたれ分かるはずで、
要するに、免疫!
アナウンサー:
無いわけですからね!
青山氏
そう、免疫を持つ人が居ないから、新型なので、当然感染力は広いわけです
そうやって、考えてくると、今、放送をお聞きの方々も、政府が何を言おうとも
自分達は、自分達だけは違う、と思っていないと思います。
神戸大阪の、例を考えても、例えば、地元のお医者さんであったり、
自治体だったり、がシッカリしていますから、そういう地域のコミュニティーと
協力して、
残念ながら、今のところ政府の対応はおかしいので、自分達の身近なものを信じて、
やがて全国に広がる、という事を覚悟してもらいたいのです。
もう一つだけ申せば、やがて梅雨を迎えて、暑くなると、いったん小康状態になると
思われます。全国広まっても。
しかし、その後に、冬になったときに、季節型のインフルエンザのウイルスと
この新しいウイルスと鳥由来の強毒性のウイルスと、これは本当に恐いですが
三種が混合して、これは交雑と言いますが、本当に恐いウイルスが登場する
危険があるので、今の時期は、天から与えられたというか、やって来た、
トレーニングの時期だと、思って頂いて、地域のコミュニティーとの繋がりを
とって頂きたいと思います。
今日の放送はここまで。



