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2009年04月22日

総選挙は8月30日が投票日?

2009年4月22日放送分「青山繁晴のニュースの見方」より

 「 総選挙は8月30日が投票日? 」


青山氏:
解散総選挙を巡って、この頃の動きというか、報道に出てくるもので、
一番、目立つのは、公明党がトップから始まって、次々に麻生さんに
会って、解散総選挙は夏以降にしてくれ、と



アナウンサー:
7月に東京都議選があると?



青山氏:
はい、そのように迫って!
それに対して、自民党の中から、いくら連立与党といっても、立ち入り
すぎではないか、と言う、いきどおりが出ていると、散々報道をされています。



このことの本当の意味というのは、日程のこともありますが、
一番大事な意味というのは、麻生さんだけが解散総選挙の日程を、決められる、
と言うのを、公明党、創価学会が認定した。



つまり、麻生さんで選挙をやるんだ、麻生さんが選挙の顔になるんだ、
自民党の顔を変えて、選挙をやるということは、無くなった。



アナウンサー:
一時、そういう声がありましたね!



青山氏:
これが一番大きいですね。
したがって、麻生さんに、かなり最近、余裕が出てきました。



本当に笑顔が出てきました。
しかし、一方で本当は、麻生政権の支持率というのは、大して上がってない。



西松事件の後も、そんなに上がりません。
したがって、麻生さんが考えてくるのは、やっぱり自分の得意分野は、



外交分野であって、今回の北朝鮮のミサイル発射を巡っても、色んな
見方はあるにしても、中国や韓国を説得して、国連の議長声明にかなり
厳しい内容を入れたのは、麻生さんの外交手腕だというのが、



例えば、麻生さんに批判的な朝日新聞にも、褒めちぎるような記事が出て
私もびっくりしました。



アナウンサー:
ポイントを稼いでいる、という事ですよね?



青山氏:
そうです!
したがって、外交を重視しますから、これは必ず、7月のイタリアのサッミト
を終えてからでないと、解散してこないと思います。



アナウンサー:
という事は、8月?



青山氏:
はい、
それで、もう一つ、新聞の中には、散々麻生さんの発言が報道されて、
その発言というのは、これから補正予算の審議の途中で、民主党が



すごく抵抗したら、やもうえず、そこで、解散するかもしれない、という事を、
実際、麻生さんはよく発言をしますよね?



しかし、これはハッキリ言って、ただの脅しであって、有り得ないですね!



有り得ないというのは、この補正予算というのは、ただの補正予算ではなくって
ご承知の通り、年度が始まったばかりなのに、直ぐに補正予算を出して、



超大型で、これを基にして、景気が少し回復するかも知れない、という期待が
出ているわけです。



これを、野党が抵抗したからといって、途中で解散してしまうと、廃案になって
しまいますから。



アナウンサー:
そうすると、ニッチもサッチも、いかなくなりますからね!



青山氏:
これは、可能性とか、そうゆう話ではなくって、絶対無いです!



したがって、補正の審議の途中で、早期解散というのは、新聞には
有るかな?の様な、事も書いてありますが、これは、絶対ありません。



解散総選挙の本当の日程は、少なくとも、与党が考えているのを言うと、



一番早くて、8月30日日曜日、大安が投票日!
と言うのが一番早いと思います。



では、遅いとどうなるか?
これは、憲法の定めをそのまま使えば、実は、10月総選挙というのも
あり得ます。



というのは、今の代議士は、全員9月10日に任期切れになってしまいます。
それまでに、総選挙をやらなければ、いけないんじゃなくって、それまでに
解散だけをやればよい。



衆議院が解散している場合は、参議院が国会の全機能を背負うという
意味のことが、憲法に書いてありますから、



9月10日までに解散をして、解散から40日以内に、総選挙をやりなさい、
となっていますから、



アナウンサー:
ほう!40日以内ね!



青山氏:
9月10日プラス40日以内、と10月越えてしまいます。
しかし、麻生さんの性格から言いますと、9月10日に、



もう任期が切れちゃった、代議士について、翌月10月に選挙をやるという、
格好悪いことは、やらないと思います。



やらないと思いますから、そうすると一番、遅くって、本当は9月27日の
日曜日になるのですが、この日は仏滅なんです。



それで、有権者や視聴者の方々は、馬鹿馬鹿しいと思う方が居らっしゃる
でしょうが、例えば、実際に衆議院手帳という、国会議員が持っている、



手帳には、仏滅や大安など毎日書いてあります。
これは、何のために書いてあるかといいますと、総選挙の日程を、皆さん



あれやこれや、会おうじゃないかという、ために書いてあるわけです。
従って、9月27日の仏滅の日には無くって、その前の9月20日日曜日、
これが一番遅い。



したがって、結論から言うと、8月30日日曜日大安からを中心にして、
そこから始まって、9月20日までの一ヶ月弱の間、



これが、総選挙の日程に最終的になってくると思います。



これに対して、民主党の側はどうかというと、例の西松建設の事件は
先ず、小沢さんの公設第一秘書が、政治資金規正法で逮捕されましたが



本当の検察の狙いは、斡旋利得で再逮捕したいと言うのが、狙いですね!
斡旋利得というのは、例えば、東北地方の公共事業に対して、斡旋をして



それで、儲けを取るということは、やってはいけませんという事になっています。



その再逮捕はがなくって、世間の見るところ、というか、メディアを含めて
もう無いんじゃないか、ということになっているんですが、
ところが、小沢一郎さん本人は、未だに相当警戒している。



小沢さんは、検察の中に、人脈を本当は持っていまして、情報収集も行って
いますから、東京地検の特捜部の中に、特に現場の若手検事の中の動きが



止まっていない。調べは終わっていない。という事を知っているので、
警戒心を解いていないんです。



したがって、小沢さんは、つい最近地方遊説を再開しました。
そもそも。民主党の中で、段々、小沢さんの友達がいなくなって来ましたが



ゆういつの、小沢さんの本当の友達といっていいのは、幹事長の鳩山由紀夫さん
なんですけれども、この鳩山由紀夫さんが、その事件について、国民に直接



説明しないから、民主党の支持率が落ちているので、説明してくれと、言って
それに応じて、地方遊説を始めたのに、始めてから、一言もいっていません。


新聞報道では、触れませんでした。
それだけで終わっていて、有権者の方々は、いったい、どうなっているんだ、
と思われているんだと思いますが、



これは、本当はまだ地検の動きを警戒しているので、



アナウンサー:
ほ〜う、刺激したくない?



青山氏:
おっしゃる通り。
事件に触れたら、検察の批判をやりたくなる!



アナウンサー:
なるほどね!



青山氏:
だから、自分の口を閉じなければいけない。
それと同時に、もし、再逮捕されたら、事件の説明自体が、ガラリと変わってしまう。



だから、説明できないでいるのです。
しかし、この西松事件というのは、じゃあ、自民党はどうかというと、


これは、はっきり実名で申しますが、現職閣僚の二階経済大臣の実の弟さんで
二階ひでふみさんという方がいらっしゃいますが、この方ともう一人、公設第一秘書



の二人が、東京地検特捜部に任意で事情を聞かれたことは、もう間違いありません。
今のところ、任意ですが、このお二方が、強制捜査を受けないのかというと、これも
分からないのです。



したがって、西松事件の行方というのは、不確定要素になるんですが、
これは、いずれも、民主にとっても、自民にとっても、解散総選挙を、早める要因には
決して、ならない。



むしろ様子を見なければならないから、後にずらす事になりますから
したがって、憲法の定める、一番遅い、8月30日から9月20日というのは、
もう動かないと思います。



最後に、お話したいのは、総選挙をやって、どうなるか?ということなんですが。
私たちが、今、考えなければならない、一番大切なことは、今度の夏から秋に



かけて行われそうな、総選挙というのは、政界再編のあり方に向けて、
私たち有権やが、発言する大事な機会です。



しかし、恐らく、総選挙では、全部が決まらなくって、もう参議院選挙が、
来年の夏に迫っています。



再編というのは、本当はネジレ国会を解消するために、行われますから、
来年の夏の参議院選挙で、もう一度、総選挙をかぶせて、恐らく、ダブル選挙
に成ってくる。



ということは、私たちには、2回の選挙を通じて、プラス参議院選挙、を通じて、
私たちには、意思を反映させる、チャンスがありますから、考える時間も充分



あるんで、この解散総選挙が遅れる、それから来年夏のダブル選挙になって、
また選挙。



これは、決して悪いニュースではない。



私たちが決める事ができる、という意味では、
私はむしろ、グットニュースの方ではないかな、と思っています。



アナウンサー:
はい、8月30日〜9月20日総選挙!
ありがとうございました。


今日の放送はここまで。
この記事へのコメント
読んでいて楽しかったです。ありがとうございます。
Posted by なお at 2009年04月22日 16:37
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